自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

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松崎みさ(後編)

選挙戦も徐々にヒートアップ。



民主党のスローガンは 『日本をあきらめない。』だそうです。
誰も日本をあきらめてはいないけどなあ・・と嘆息交じりの私の独り言。

これでは小泉首相の思うツボになりそうな気がしないでもありませんね。

また自民党京都6区から自民公募候補となった井沢京子氏(42)が、民主党が公募した衆院鳥取1区にも応募していたことも表面化。
さあ、ピンチです!

また、国民新党から新党日本に急遽鞍替えした議員さんもいました。

選挙は食うか食われるか。
勝てば官軍、負ければ賊軍。

「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」

との有名な言葉を残したのは大野伴睦さんだったが、氏も疑獄事件で連座したことがある。

とにかく“あの手この手”で皆が突き進む。
だからこそ本当の人間模様が垣間にチラチラ見えておもしろい。

本来ならこんなメルマガ(?)書いている場合じゃないのだけど(?)
と頭の片隅ではチラチラ思いながら(笑)、

さあ、今日も元気に行ってみよう! (^o^)丿

前号までのあらすじ



昨年東証マザーズに上場した株式会社アガスタを創業した美人社長松崎みささんは少女時代に世界中を飛び回る商社マンであった父から徹底的に受けた教育があります。

全ては自己責任だ。
良い人か悪い人かを自分自身で見分けていかなくてはならない。

この父親の教えに感銘を受けた松崎さんは、いずれは世界を股にかけた企業家になろうと決心します。

そして大学に入学した松崎さんは早速この夢を実現するべく、実に壮大な回り道を決意します。

世界中を旅して見聞を広めます。
実にその数40カ国でした。

そして大学卒業後に就職するのですが、ここでもまだまだわざと回り道をやってのけます。経営コンサルタント会社に入社して仕事を覚えながら、自分にチャンスがやってくるのをひたすら待ち続けます。

そしてそのチャンスが、遂にやってきました。

あの中古車販売大手のガリバー社との出会いでした。
ガリバー社の担当になった松崎さんは経営計画を立てながらフト思います。

まだまだ他国では十分に使える車が次々と日本では廃車されていく。

これって商売にならなくない!?

早速会社を立ち上げた松崎さんの読みはまさにズバリでした。

マンションの一室で始めた事業は3ヶ月後にはオフィスが借りれるまでに成長してましたし、まさにそれからも倍々ゲームのように成長を続けてきました。

しかし設立3年目を迎えた時、初めて壁にぶつかります。

次々と社員たちが辞めていくのでした。

人は城 人は生垣 人は堀 情けは味方 仇は敵なり。



と言ったのは、あの武田信玄公です。
蓋し名言です。

古今東西、人材の良し悪しで運命が変わったという史実は多いです。

よく語られるのが、あの項羽と劉邦です。
幾度となく戦い、その戦果はいつも項羽の勝ちでした。

しかし劉邦は、なるべく被害を最小限にして、来るべきチャンスに備えた。
項羽は、そんな劉邦を見くびっていた。
「こんな奴はいつでも殺せる。焦る必要もない」

部下が
「劉邦を早く殺さないと大変なことになりますゾ」
と何度も何度も進言しているのに、項羽は言う事を聞かなかった。

そして劉邦が項羽に勝ったのは、まさに本当にたった1回だけでした。
しかしこの戦いが両者の生死を分けた。
この戦いが中国史を決したといっても過言ではないはずです。

討ち死にをせざるを得なかった項羽に対し、劉邦はその後、漢国を樹立。

それは人材の差だったとよく語られます。
そしてその人材の差は、大将としての器の違いだったともよく語られます。

松崎さんは、冷静に自分自身を分析していきます。

松崎さん自身に大将としての器の大きさに問題があるのか?



松崎さんは、自問自答を続けます。
いや、違う。

私は、全てが全て“想定内”にするために、壮大なる計算された回り道をしてきたはず。

その理論には、非のうちどころがないはず。
なのに、なぜ皆は辞めていくの?

経営コンサルタントもやっていた松崎さんは、
「たとえ素人であったにしてもそれを分業化することで、力を結集させれば、
プロとでも対等に勝負できるはず。」

ということは徹底的にわかっているつもりです。

そしてそれに即したシステムを会社に構築してきました。

この業界には元々競争相手が少ない。
そして更にその少ない競争相手との差別化を徹底的に図ってきた。

他社が大量に在庫を抱えて相手国の業者が来日する時に欲しい車を大量に持って帰ってもらうという手法をとっていたのだが、松崎さんは“欲しい時に欲しいものをこちらから輸出する”というスタンスをとったために、業界初という『在庫を持たない経営』を実現した。

しかも、船積みやら通関といったややこしい手続きなどは全て外注アウトソーシングにし、株式会社アガスタは営業だけに特化するというこれまた業界初のシステムも構築した。

そしてこれが売り上げの倍々ゲームをの原動力となってきたはず。

だからハッキリ言えば、明るく元気に英語が喋れれば、会社の営業成績はどんどん伸びていく寸法なのである。

だからそこに人材にかかわる大将の器の大きさは関係ないはずです。

しかし人材は定着しない。次々と辞めていく。



松崎さんは考えました。
必至になって考えました。

しかしわかりません。
活路が一向に開けません。

そんな時でした。
松崎さんは、ある一人の男性社員に目が留まりました。

バリバリと仕事をやっている。
しかも辞める気配もない。(ちなみに彼は現在、会社の幹部です)
しかし周りでは次々と退社していっている。
一体彼とその他の人は、何がどう違うんだ?

考えに考えた末に、松崎さんは一つの結論らしきものを導き出しました。



色々と考えたが、彼とその他の人の違い、それは

彼が新卒者であったのに対し、その他の人は中途採用者だったのです。
いや、それくらいしか違いは見受けられなかったという方が正解かも。

松崎さんは、ここで一つの仮説を立てます。

いくらアガスタが営業に特化しているとは言え、営業と一口に言ってしまうのは簡単だが、営業だけでも仕事量は多く大変である。

なにしろベンチャーは、一人でやらなければならない仕事が沢山あるのです。

彼は新卒者であったために、他の会社を経験していない。
だからアガスタのやり方を、そういうものだと思い込んでいる。

松崎さんは、決断します。

中途採用を中止し、新卒者採用だけに特化します。

やはりここでも読みはズバリでした。

それからまたまた株式会社アガスタは、またまた倍々ゲームのように売り上げをあげていきます。

そしてとうとう昨年東証マザーズでの上場を果たしたのでした。

株をやっている人は、ご存知だと思いますが、アガスタが上場した頃のことを思わず思い出しました?



値つかずの状態が数日続き、公募の約5倍で初値。

飛ぶ鳥も落とす勢いだったが、とうとう1週間ほど前に、100億の売り上げ計画を70億に下方修正しました。

だから今、市場ではアガスタ株が売り叩かれています。

しかしピンチの時こそチャンスかもね。
松崎さんだったら、このピンチも多分乗り切ってくれることだと思います。

このメルマガは2005年8月24日に発行されたものです。

[ 2010/01/01 01:36 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
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