自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

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朝三暮四

朝三暮四」は中国の故事で、出典は、荘子(そうじ)そして列子(れっし)に載っております。



故事のエピソードとは
非常に猿と戯れるのが好きな男がいました。
この男は家族のことも放っておいて、猿を可愛がるような男。
餌の時間になるといつも猿が寄ってくる。

ところが、それが原因である日、
奥さんに「猿の餌を減らしてくれないと、子供たちの食べる物までなくなってしまう」と窘められてしまう。

困った男は何とか猿たちを籠絡しようとし、一斉に呼びかけた。
これからは「朝には木の実を四つ、暮(ばん)には三つしかやれない」と告げるも、猿たちは皆不満顔。
それならば「朝は三つ、暮は四つならどうだ」と言うと、何と猿は皆、納得してしまったのである。


この故事成語から学ぶ知恵には、人の立場からと猿の立場から二通りの教訓が隠されています。



【人の立場から】
とにかく上手く言いくるめる。
人間は感情の動物です。
意識していようといまいと、私たちは感情に従って行動をしています。
だったら、頭を使って言いくるめてしまおうということです。

犯罪的に利用してはいけませんが、企業レベルではこのようなことは日常茶飯事行われています。
例えば長嶋茂雄さんをCMに起用して、スーツの売り上げが5倍に跳ね上がったという事例がありましたね。

これなんか典型的ですね。
勝手に客の方で、「このスーツを買って着れば、長嶋茂雄のようになれる」と勝手に錯覚しているだけなんですよね。

また最近の例で言えば、禁煙を始めた和田アキ子さん。
それまでは絶対に禁煙なんかするつもりもなかった和田アキ子さん。
しかし、その和田アキ子さんが禁煙を始めた。

すると、沢山の女性たちが禁煙を始めた。
「あのヘビースモーカーだった和田アキ子さんが禁煙してるんだったら、私にも出来るかも!?」
って思ったからです。

ちなみに『列子』では、内容は変わらないのに、言葉だけで言いくるめるのが、聖人のやり口だとの教訓を解説しています。

【猿の立場から】
物事の根本的な違いに気付かない愚かな人、という意味があります。
一時的な感情やその時の気分に流されて、物事の本質を見失ってしまうということ、という意味合いを含む。

つまらない意地や見栄、こだわりやプライドだけが先行してしまい、中々素直になれなかったりする。
そして気づいた時には、一番大事なものを見失っていたことに後になって気づくというのは、誰でも経験したことがあるはずです。

そしてこの経験こそが一番大事。
いや、経験自体が大事なのではなく、その背景にあるものの考え方。

世の中というのは自分の思った通りには進まない。仕事でも恋愛でも家庭でも、人間関係でも。



そして感情と感情がもつれ合った時に喧嘩が起きる。
これが国と国との争いなら、それは戦争です。
テロも同じような範疇に入ると思います。

『荘子』では、人は愚にもつかぬ差にこだわりがちであることを指摘している。
[ 2010/01/10 11:38 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
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