自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

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複雑系

複雑系というと最近になって確立されつつある学問です。特に20世紀後半からブラックショールズなどの金融工学において、核心部分をつくモデルとして脚光を浴びてまいりました。



特に相場などを形成する際の複雑な行動モデルを研究する学問だと言えます。
しかしここでは難しい話はナシにしましょう。

私たちにとって重要な部分のみをわかりやすく抽出してみます。

例えばサイコロを振ったとします。
3回ほど、連続して「1」の目が出たとします。
4回目に「1」の目が出る確率は、六分の一となります。

当たり前ですよね。

3回ほどサイコロを振った事象と4回目の事象はそれぞれ全く異なった独立事象なので、確率論から言うと「六分の一」となります。

では、ここで賭けをするとします。
賭けに参加する人は、仮に60万人とします。
これだけの母数があれば、確率論に限りなく近い数字が得られるはずです。

「今からサイコロを振ります。1の目が出ると思う人は?」
と質問すると、大体10万人くらいの人が「はい」と答えると思います。

しかしここで、ある情報を賭けの対象となる60万人に対して与えます。


「今まで3回ほどサイコロを振りました。サイコロの目はすべて3回とも1の目が出ました」
という情報を与えます。

「さて、次にサイコロの目を振ったら、どの目が出ると思いますか?」
と60万人の人に問うとします。

この場合は、確実に六分の一の10万人の人が「1の目が出る」とは思わないはずです。
こういった現象のことを「複雑系」と呼ぶわけです。

60万人の人には、それぞれ知性があります。
だから、考えるわけです。
数学的に見れば、絶対的に「確率は六分の一」なのです。
そしてそれが絶対的に正しいのです。

しかし人々は、そうは考えません。
「今まで3回連続で1の目が出たのだから、これは1の目が強い。だったら4回目も1の確率が高い」
と考える人もいるでしょうし
「今まで3回連続で1の目が出たのだから、そろそろ1の目が外れる頃だ。4回目は1の目以外の確率が高い」
と考える人もいます。

この動きは相場では如実に現れます。



あの任天堂がそうでした。
今でこそゲームメーカーですが、今から40年くらい前には、トランプや花札などを作っている、ごくごく平凡な会社でした。

株価の動きは、日経平均に連動して上下するだけの、面白くも何ともない会社でした。
家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を1983年に発売してから一変します。

「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」を発売して、それが大ヒット商品になったわけですから、当然ですね。
それはファミコン自体が優れていたのではなくて、ファミコンソフトに恵まれたからです。
いや、優秀なファミコンソフトがあるから、ファミコンが売れるわけですよね。

1989年任天堂は携帯ゲーム機「ゲームボーイ」を発売します。世に言うバブルの真っ最中です。ここで個人投資家を大量に巻き込んだ、仕手戦に発展します。



ある人は
「2匹目のドジョウはいない」と言います。
しかし、ある人は
「いや今度も任天堂は絶対に成功する!」

買い方と売り方が大挙して参加して、その考え方の基本が間違っていなければ、株式相場は過熱します。
まさに任天堂は、この状態でした。

これが複雑系の見本のようなものです。

ことわざにも正反対のことわざがあります。
「2度あることは3度ある」
「3度目の正直」

こういうときこそ、株式相場であっても、ビシネスであっても、一番のチャンスになります。
[ 2010/01/09 18:52 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
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