自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

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孫子の兵法と企業買収

孫子の兵法の基本形。



大国Aと小国C があったとする。
アナタは、その中間に属するB国です。

アナタは大国Aからヒソヒソ話を持ちかけられます。

『お互いに協力してC国を滅ぼして、そして互いに領土を拡げよう』 と。
さてアナタなら、どうする?

孫子は言う。

そんなバカげた提案には絶対に安易に乗ってはならない。
なぜか?

C国を滅ぼした後に、A国が次に狙いを定めるのは間違いなくアナタのB国だからだ。
では、次の場合ならどうでしょうか?

大国Aが小国Cに勝手に攻め入った。



B国であるアナタなら、どう動く?

この場合は、表向きは静観を装い、陰でC国を支援する。
A国とC国が対等に戦えるように陰で仕向け、戦いをできるだけ長引かせる。

あとは戦況をジックリと見守り、AとCの弱り具合を見守りながら最後は勝ち馬に乗れば良い。
これが孫子の兵法の基本形。

この孫子の兵法の基本形を勉強するための格好の材料となる事件が、ついこの間ありました。

王子製紙の北越製紙買収劇です。

王子製紙は北越製紙の買収にとりかかった。



買収劇は2年も前から綿密に計画されていたシナリオです。
何度も何度も色々なシミュレーションを繰り返したと言います。
しかし王子製紙は、先日ついに敗北宣言。

王子製紙はあらゆる状況をを想定して北越製紙の買収に取り組んでいたのに、なぜ?。

王子製紙には全く予期していなかった事態が突然起こったからです。
それは日本製紙が登場してきたことです。

でもこれは本当に予期できなかったのでしょうか?

業界1位の王子製紙と業界2位の日本製紙。



王子製紙が北越製紙を買収にかかった場合に、王子製紙にとっては一番困ること、
それは
『日本製紙が北越製紙に手を貸すということ』です。

しかし2年も前から業界再編を真剣に考えていた王子製紙は、日本製紙と北越製紙が協力しあう事は絶対に無いと結論付けました。

何度も何度もシミュレーションに次ぐシミュレーションを重ね合わせた結果、王子製紙が導き出した結論でした。

日本製紙と北越製紙の業態は重なりあう部分が多く、両社は言わばライバル関係にあったためです。

両社が手を結んでも何のメリットもないからです。

加えて日本製紙のライバル関係にある北越製紙が消滅することで、日本製紙にとっては最大のビジネスチャンスが訪れることになるからです。
王子製紙は、少なくともそう考えたのです。

しかし日本製紙側の考えは王子製紙とは全く異なっていました。



確かにライバルの北越製紙に手を貸しても日本製紙には何のメリットもありませんでした。

しかしもし、王子製紙が北越製紙の買収に成功したりすれば、王子製紙の力は絶大なるものになります。

王子製紙が次なるターゲットにするのは間違いなく日本製紙だ。

敵対的買収を突然仕掛けてくるような会社だから、次に何をしてくるかわからない。
日本製紙は大いに危機感を募らせた。

北越製紙に手を貸すことでこそ業界の力関係が維持できる。
業界の秩序を乱す敵対的買収は絶対に阻止してみせる。

日本製紙は、孫子の兵法の基本通りに、そう考えた。

全国的に雨。何だか秋の気配。



しかしまだまだ暑い日が突如出現したりしますので
体調には気を配っていきましょう!

あと3ヶ月。

いよいよ2006年もカウントダウンです。

目の前の出来ることを確実にこなしていきましょう。
σ(^^)も頑張ります。

このメルマガは2006年9月6日に発行されたものです。

[ 2010/01/03 12:52 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
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