自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

三菱自動車の挑戦

1週間だけ休むつもりが、2週間も休んでしまいました。(^^ゞ 2週間も休んだというのに、まだまだやらなきゃならない事が山積 (^^ゞ



汗しか出ない・・・・・・
ご迷惑をおかけしまして、申し訳ございませんでした。  _(_^_)_

そして、その間に世の中は大きく動いてしまいました。

この物語は、2000年に始まりました。



三菱自動車工業のリコール隠しが最初に発覚したのです。
これだけでも本来なら大変な事態。

過去2年に遡って、三菱自動車工業は徹底調査を約束。
そして徐々に問題が収束し始めたと思われた2003年、突然に事態は逆に悪化します。

系列の三菱ふそうで大型車のタイヤ脱落事故が続発したのです。

大々的なリコール隠しが世間の白日のもとに晒されてしまったのです。
待ってましたとばかりに、マスコミはバッシング報道を連日連夜続けます。

続々と幹部たちが警察に逮捕されていく中、とうとう筆頭株主の
ダイムラー・クライスラーは財政的な支援の打ち切りを発表したのです。

万事休す。

メインバンクの東京三菱(当時)ですら、幹部たちは、こんなリコール隠しをするような、反社会的な会社に追加融資を続けてもよいのだろうか!?。


などと言う始末。

巨額の損失赤字4700億円は前代未聞の危機。
まさに会社創設以来の存亡の危機だった。

死ぬか生き残るか。

この二つしか三菱自動車には選択肢が残されていなかった。

しかし沢山の有能な人材は、既に三菱から去っていったあとだった。
しかも巨額の赤字から、全ての新車開発予定はご破算になっていた。

それでも前へ進むしかなかった。
前進するしかなかった。

一歩でも後ずさりすれば、そこに待ち受けているのは死(倒産)。
立ち止まろうものなら、そのまま死(倒産)。

さあ、どうする?

三菱に残された選択肢は、たった一つ。



できるだけ開発費をかけずに、最大限の売り上げを上げてくれる自動車に一点集中していくしか打開策は残されていませんでした。

そんな車が果たしてあるのだろうか?
ただでさえ、世間での信用はガタ落ちしているのです。

いや、そんなことを考えている時間的猶予すらありませんでした。

できるだけ開発費をかけずに生産できる車と言えば、軽自動車だ。

三菱は、軽自動車の開発に全力を尽くしていくしか方法は残されてなかったのです。
ただただ、ひたすら脇目も振らずに。

しかし、まことに世の中というのは、どこでどう転ぶか本当にわからないものです。



実はここに大きなチャンスが転がっていたのです。
軽自動車なんて、所詮が“セカンドカー”。

近くのスーパーに買い物に行けさえすればよい。
幼稚園の送迎に行けさえすればよい。

要するに、動けば良いのです。

どこの自動車メーカーも、そう思っていた。
そしてこの事に、どの自動車メーカーも何の疑問を抱かなかった。

利幅の少ない軽自動車に全力投球などできるはずもなかったし、事実、全力投球などした事もありませんでした。

動けば、良い!?



実は、軽自動車の運転手の主役である世の奥様方たちは、いつもいつも、このことに不満を持っていた。

この不満に、三菱は見事に答えを出してくれた。

たった一台の軽自動車に、これまでに自動車メーカーとして培ってきた全てのノウハウを徹底的に詰め込んだ。

前に積んでいたエンジンを後部に移動。
そのために、前部は滑らかな流線型へ。

タイヤを四隅にすることで、デザイン・走り・安全のこれまでの全ての基準概念を根本から変え去った。
三菱の全知全能を結集させた軽自動車 i(アイ) の誕生の瞬間だった。

世の奥様方が、このi(アイ)に一斉に飛びついた。
まさに名実ともに本物志向の軽自動車だったからです。

確かに街中で、私もこの車を見かけたりしますが、カッコいいですよね。

昨年度1785億円の赤字だった三菱自動車工業は今期67億円の黒字に見事に転換させた。

三菱自動車の格付けを、格付け会社は次々に一斉に格上げしました。
まさに逆転劇を演じた瞬間でした。

このメルマガは2006年8月2日に発行されたものです。

[ 2010/01/03 08:29 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。