自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

経営者の勘(最終編)

前号までのあらすじ



京セラの創業者の稲盛和夫さんは、上司と衝突したために、せっかく苦労して入社した会社を退職する羽目になりました。

京都セラミック(現 京セラ)という会社を設立したものの、その地位は技術担当役員で、代表取締役社長ではありませんでした。

だって経営の“け”の字も知らないのに、会社を運営するわけには行かなかったからです。

経営って何だ?
経営って、一体どうするんだ?

そんなことばかり寝ても覚めても考えていた稲盛さんは、藁をもすがる思いであの経営の神様と謳われていた松下幸之助氏の経営セミナーに参加します。

内容は「ダム式経営」について。

経営というのは、ダムが水を蓄えるが如く余裕を持って行うものだ。
と、松下氏は熱弁を振るいました。

セミナーの後半の質疑応答で松下氏に質問が寄せられました。

私には、残念ながら蓄えがありません。
だから余裕のある経営などできないのです。
一体、どうすればダム式経営ができるようになるのでしょうか?

松下氏が回答します。
「実は、この私も、その方法は知らないのです。」
はあっ?!
ただ、「まず、蓄えが必要なんだと思わなあきまへんわな」

全然答えになっとらんやんけ と皆が心の中で思っていた中で、この講演に来ていた稲盛さんだけは、

そうだったのか!
やっと、わかったゾ!

経営というのは、そういうことだったのかっ!
と小躍りして喜んだのです。

稲盛さんは、まるで脳天に雷が直撃したような衝撃を覚えます。



「まず、蓄えが必要なんだと思わなあきまへんわな」との松下氏の言葉に、感動します。

経営って何だ?

なんてことは初めから考えたって仕方がないこと。
考えたって答えなど見つかるはずもない。

稲盛さんのモヤモヤとした頭の中がスッキリとしてきました。
そして今、ハッキリと稲盛さんは、そのことを確信しました。

だって、あの経営の神様である松下幸之助さんですら、

「実は、この私も、(ダム式経営を実行する)その方法は知らないのです。」
と言っているのですから。

畳の上で、水泳の練習を何万回もしたところで、水泳が上手になるはずもない。



水を何度も何度も、実際に飲み込んで、苦しい思いをして初めて水泳は上手になっていくもの。

経営だって同じなんだ。

いくら頭の中で、経営とは何だ?、などと考えてみても何も始まらない。

まず、経営をやってみなきゃ。
そしてチャレンジしてみなきゃ。

そのためには今すぐに、行動を起こさなきゃ。
すぐに動き出すことだ。

ためらっている場合ではない。

しかしその茨の道を進むためには、幾たびもの苦しみが待ち受けているはず。
その困難に打ち勝っていかねばならないのです。

では、一体その困難に打ち勝っていくためには、どうするの?

松下幸之助氏が、それに対する明確な解答を与えてくれた。



「まず、蓄えが必要なんだと思わなあきまへんわな」

信じていないもののために努力することはできないのです。
信じていないもののために成功することは有り得ないのです。

たとえ親友であっても裏切られるかもしれません。
家族であっても裏切られるかもしれません。

しかし自分で自分自身をを裏切るなら、最初から行動など
するべきではないのです。

失敗したらどうしよう?

万に一つでも、そんな考えがあるなら行動などするべきじゃないのです。
自分で自分自身が信じられないのに成功などするはずがないからです。

まずは「失敗したらどうしよう?」、これを改めるのが先。
行動するよりも。

思考は必ず現実化する。



だからまず、強烈な願望を描き、心からその実現を信じることが、困難な状況を打開し、物事を成就させるのです。

成功すると信じきっているのだから、どんな困難にも耐えられる。
困難であっても、それを困難だと思わなくなる。

ついに、この時から京セラの怒涛の快進撃が始まったのです。

その後、大成功を収めた稲盛さんは松下幸之助氏に習って、企業家を育てようと「盛和塾」を結成します。

その「盛和塾」からブックオフ創業者の坂本孝さんを生み出しました。

オーディオショップを倒産させてしまい、ブックオフに再起をかけた。
坂本さんは、絶対にブックオフを失敗させるわけにはいかなかった。

そして坂本さんは稲盛さんと出会ったことから奇跡とも言えるあの大逆襲が始まるのでしたね。

このメルマガでも以前に、取り上げたことがありました。
もう一度読み返してみたい人は、こちらからどうぞ。

このメルマガは2006年6月22日に発行されたものです。

[ 2010/01/02 20:47 ] メルマガ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

スポンサードリンク
検索


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。