自分らしい生き方

メルマガ「ピンチをチャンスに!あの手この手の勝者の心理戦」の過去ログとそれに派生する、生き方について考察してみます。

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キャンディーズを大ブレイクさせた立ち位置

はじめに


本日はキャンディーズの話。
キャンディーズと言っても、南海キャンディーズではありません(笑)

1970年代のアイドル戦国時代に彗星の如く突如現れ、絶大なる人気を博したにも
かかわらず、今度は「普通の女の子に戻りたい!」といって、突然引退した
あの女性3人組デュオのことです。

1978年4月4日には当時の後楽園球場にて、ファン5万5千人を集めての
ファイナルコンサートを開きました。

そしてそれから30年後。

沢山のファンたちを集めて「後楽園」で大同窓会を行いました。

あの元防衛相の石破茂さんも、慶応大学4年生だった時のキャンディーズへの
アツキ思いをテレビで語っておられたのが、まるで昨日のことのようです。

しかしそのキャンディーズも実は最初からスターダムに
のし上がったわけではありませんでした。

長い長いトンネルを抜けるまでには約1年という時間を要したのでした。

キャンディーズ、それはご存じ


伊藤蘭(ランちゃん)
田中好子(スーちゃん)
藤村美樹(ミキちゃん)の3人組。

そしてこの3人のメンバーが順番に歌を被せていく綺麗なハーモニー
は聞いていて非常に心地良いものがありました。

昭和46年、3人はナベプロ(現 ワタナベエンターテインメント)
所属のスクールメイツ(東京音楽学院)の一員でした。


しかしまだまだ単なる、その他大勢の一人ずつでもありました。

そして運命の日はとうとうやってきました。

松崎澄夫(現・アミューズソフトエンタテインメント代表取締役社長)が
この3人に目をつけました。

「これは売れる!」と直感したと言います。

だからグループ名は「食べてまいたくなるほど可愛い女の娘」という意味を
込めてキャンディーズと命名されました。

早速デビューの準備にとりかかります。
1975年(昭和50年)のことです。



当時は「スター誕生」などの番組の影響でナベプロ独占状態は崩れつつあったものの
まだまだナベプロの影響力は相当なものがありました。

天地真理、アグネス・チャン、ゴールデンハーフなどのトップアイドルたちから
圧倒的人気を誇ったザ・ドリフターズまで、人気者がズラリと並んでいました。

キャンディーズを当時大人気番組だった「8時だョ!全員集合」のレギュラー
アシスタントに据えます。

土曜の夜8時は、この番組から始まると言っても過言ではありませんでした。
当然に絶大なる視聴率を誇っていました。

その番組にアシスタントとは言え、レギュラーになるということ自体が
ナベプロの力の入れようが、これだけでも十分に理解出来というものです。

それは「確実に売れる!」という確信のようなものがあったから
だと言われました。

そしてキャンディーズのセンターメインボーカルはスーちゃん。


歌唱力が他の2人よりも比較的安定していたのと
ルックス的にも、当時既にトップアイドルの位置にいた桜田淳子さん
を彷彿させるものがあったためだと言われています。

メインボーカルと言うと、そのグループの象徴的存在で
売れるかどうかの生命線を握るものです。

だから田中好子(スーちゃん)がセンターに座るのは
当然と言えば当然かもしれません。

デビュー曲は「あなたに夢中」
オリコン36位、売り上げ枚数は8.1万枚のスマッシュヒット。

続く「そよ風のくちづけ」は売上げ6.3万枚、オリコン39位。

3曲目の「危ない土曜日」は売上げ3.8万枚オリコン46位。

ん?
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おかしい!


プロデューサーの松崎澄夫氏はクビをひねります。
わからん。
どう考えてもわからん。

高視聴率番組「8時だョ!全員集合」にレギュラー出演させた
ことで抜群の宣伝効果があるはずなのに・・・・・

それにしても曲を出すごとに売り上げ枚数が減少していくなんて
到底考えられない!

わからん。
どう考えてもわからん。

もう既にデビューから1年が経っていました。

当時のキャンディーズ担当マネージャーだった諸岡義明氏が
ここで、ある提案をします。



センターメインボーカルをスーちゃんからランちゃんに変えてみては?
そして立ち位置をおもいきって変えてみては?

マネージャーだからこそキャンディーズのコンサートは
すべてつぶさに見ています。

だからコンサート会場ではスーちゃんよりもランちゃんに
大学生たちの視線が釘付けになっていることを見逃しませんでした。

しかし既にデビューから1年が経過しています。
今さら、センターメインボーカルを変えることは、
非常に危険な賭けとも言えます。

それともこのまま単なる脇役的アイドルとして
座して死を待つか!?

決断!



後に「花の諸岡班」とも言われるようになり(現ワタナベエンターテインメント専務)
ザ・ピーナッツを担当していた実績もあります。

決してとびきりの美人とは言えない伊藤蘭(ラン)さん。

しかしながら少し垂れた目と優しい微笑みはお姉さん的優しさを醸し出す。

男性なら誰でもが本能的に持っている「女性に甘えてみたい」という心理。
その欲求を十分に満たしてくれる伊藤蘭(ラン)さん。

そして歌もこれまでのものとはガラリと変え
「年下の男の子」という「どんどん甘えてネ」というコンセプト。

しかも伊藤蘭さんのソロ主旋律を強調し、ハーモニーを控えめにします。

そしてこの「年下の男の子」は大ヒットして初のオリコンベストテンに
ランクインします。

これが動画で見るキャンディーズの立ち位置の変遷

男性の本能に訴えることに成功したキャンディーズの
その後の大ブレイクは、ここに書く必要はありませんね。

編集後記



伊藤蘭さんは現在は水谷豊夫人。

水谷豊さんは、今でも奥さんのことを「ランちゃんさん」と呼んでいる
そうです。

水谷豊さんの魅力は伊藤蘭さんの魔法の力の上で
成り立っているのかもしれません。


このメルマガは2010年10月24日に発行されたものです。
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